人間の本能に訴える、感じるブランディング。五感ブランディングの重要性1

5brandding

みなさん、こんばんちわ。
代表の田中です。

今日は、ブランドづくりに必要な五感ブランディングについてお話しようと思います。

ブランドづくりに必要な要素

ブランドづくりの流れは簡単に説明すると次のような流れになると考えています。

ブランドの作り方

この中の『体験』、これはお客さまにブランドを知ってもらったあと、
実際に手に触れて、見て、感じていただく過程のことを指します。
私達はこの体験の事を「ブランド体験」という言葉で表現しています。

このブランド体験の中に、『五感ブランディング』という考え方があります。

五感とは

ご存知だとは思いますが五感というのは次にあげられるものです。

  • 視覚…目で見える感覚(デザインはおおよそ、この要素)
  • 聴覚…耳から感じられる、音や、音楽、言葉などの感覚
  • 嗅覚…鼻から感じる、匂いなどの感覚
  • 味覚…舌から感じる、味や舌触りなどの感覚
  • 触覚…手や肌から感じる、触り心地などの感覚

人間はこれら五感を通じて、さまざまなものを感じ、記憶しています。

五感ブランディングの考え方

人間の五感に訴え、直感的にブランド体験をして覚えていただくこと。
またその手法を『五感ブランディング』と言いいます。

ブランド体験を作りたい商品によって、それぞれ持っている
要素が違うため、その要素に合わせた五感ブランディングを
考えていく必要があります。

わたしたちデザイン会社が担っている要素のほとんどが
視覚によるブランディングとなります。

後日、視覚ブランディングについて説明させていただきますね。

今回は聴覚ブランディングの事例を上げていきたいと思います。

聴覚のブランディングの事例

161102_mimi

聴覚ブランディングって?

耳から感じる情報のことを言います。

具体的には、自然音や音楽、キャッチコピーなどの言葉も聴覚ブランディングに
当てはめて考えることができます。

次から、それぞれの事例を上げていきます。

車メーカー マツダ

161104_mazda

車メーカーのキャッチコピーには、言葉という音でよく表現されています。

マツダのZoom-Zoom、CMではスンスンスーン♪といった音で車の走る音を
キャッチコピーとして採用しています。
Zoom-Zoomは英語で車の走る擬音で、日本だと「ブーン」に当たります。

このキャッチコピーは2002年から使われ始め、2016年現在でも使用しています。
今ではマツダといったらZoom-Zoomといっても過言ではありません。

なお、マツダは2013年から『Be a driver.』というキャッチコピーを使い始め
ブランドイメージの更なる展開を行なっています。

161104_mazda02
出展:http://www.mazda.co.jp/

たこ焼き 銀だこ

161104_gindako

たこ焼きのお店『銀だこ』、みなさんも一度は食されたことがあるのでは
ないでしょうか?日本全国に416店舗のお店を抱える、全国的なたこ焼きチェーン。

銀だこは五感をフルに刺激したブランド体験が駆使されています。

もちろん食べるものですから、味覚や嗅覚を刺激するのは当たり前ですが
実は店先で「調理音」を外に向けてスピーカーで流していることはご存知でしょうか?

161104_gindako2

「ジューっ」という音を聞いて、美味しそう!
と感じる演出をしています。

あぁ、書いているだけでお腹が空いてきました。

ゲームメーカー 任天堂・セガ

ゲーム業界で想像できる聴覚ブランディングは各種メーカーのロゴが
表示される時に奏でられる効果音です。

任天堂であれば「チャリーン」というコインの音。

161104_nintendo

セガであれば「セーガー」という合成電子音。

161104_sega

それぞれ、ゲーム全盛期のころ全てのロゴタイトルの表示の際に使っていました。
その他のメーカーもそれぞれありますので、思い返すと面白いかもしれません。

この章のまとめ

今回は、五感ブランディングの大まかな説明と
聴覚ブランディングに関する事例を上げていきました。

それぞれのブランドがいかにブランド体験を作っているのか
その片鱗が見えてくるのではないでしょうか??

みなさまも、自身の商品や企業ブランドの「音」ってなんだろう?
と意識をしていただくと新しい発見があるかもしれません。

では、また次回!

この記事を書いた人

田中 えいじ

株式会社muku.代表取締役。 デザインに経営の考え方をプラスしたブランディングサービス「Branmotion」を提唱。メガネがよく似合う。中小企業庁 ミラサポ 認定専門家。新潟県商工連合会 エキスパートバンク 認定専門家。